突然雹が降りつけるようななかなか激しい天気だった10月終盤のある日、オーガニック認定機関によるオーガニック養蜂の監査を受けました。
朝8時半には監査官がやってきて、まずは午前中いっぱいかけてあらゆる書類の確認です。
養蜂の日誌、養蜂に関わるものの購入の記録、蜂場(はちの箱の置いてある場所)の地図での確認、収穫の記録、採蜜の記録、瓶詰めの記録、テスト結果、トレーサビリティーの確認、などなどなど、ものすごく丁寧に、全ての確認をします。
3回目の監査なのである程度効率良く必要なものを見せられるようになりましたが、最初は「あれが必要 これを見せて」と言われる度にてんやわんやで大変だった!!という思い出です。
倉庫も確認して「書類も倉庫もちゃんと整っていて素晴らしい」というコメントをもらい、午後は現場である蜂場をはるばる何箇所か訪れて、周りの環境や蜂群の様子(さすがに一つ一つ全てではありません!)を確認します。
当たり前ですが、オーガニック認定は書類を提出すれば取れるものではなく、この監査を通ってこそ。
オーガニック認定に適しているかどうかを判断するための、ものすごく大切な部分です。
毎日ニュージーランド中を飛び回って現場を見て、毎日のことだけどその一つ一つを丁寧に確認するお仕事。
午後も監査に同行して、「普段の養蜂に行ってきた日より疲れた」と言う夫と、大変なお仕事だよねという話になりました。
ニュージーランド北島南島のみならず、タヒチやニウエなど周辺の島に監査に行くこともあるそうで。
飛行機にたくさん乗れるっていうのはうらやましいけどって。
監査が無事に終わり、必要な書類を提出して、後日オーガニック認定書が更新されて送られてきました。
また1年、私たちも丁寧に仕事していきたいと思います。