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2025養蜂シーズンレポートとはちみつレポート

2025.09.02
2025養蜂シーズンレポートとはちみつレポート

今年はご案内が遅くなりました。

2025年収穫のハイカントリーフローラル生はちみつの販売を開始しました。

 

 

今シーズンはニュージーランド在住20年で最も寒い夏で、養蜂家にとっては少し残念な収穫量になりました。11月までは天候も良く、みつばちもいい感じに成長していたんですが、、、

 

毎年3ヶ所の同じ養蜂場から収穫するハイカントリーフローラルなんですが、2025年ヴィンテージはやわらかく結晶しています。はちみつに含まれる花粉分析表を見てみると、例年のはちみつより、ブラックベリーの花の蜜の割合が多いようです。

年ごとの気候に合わせて、その成分も味も結晶するかしないかも変わる、つくづく面白いはちみつです。

寒い夏の影響は他にもあって、このはちみつは、収穫・瓶詰めをしてから日本へ送るまでの間にすでに結晶してしまいました!

 

時々、日本への輸送に冷蔵コンテナを使っているかとおたずねいただくことがあるのですが、過去20年の経験から必要ないと判断して、通常コンテナで船便で送っています。

はちみつの輸送中、赤道を通る際は暑い日が続きますが、コンテナの中のはちみつ自体が高温になる事はないと考えています。

今回のように結晶した生はちみつが味、形状ともに変わらず日本に届いているのでこの方法を選択しています。

また、夏の暑い日は巣箱の中も暑くなります。赤道を通過する時のはちみつの温度とそこまで変わらないのではないかと思っております。

ですが、日本の夏は長期間、昼夜ずっと暑さが続くので、日本では低温倉庫で管理をしています。
一番心配なのは、国内の配送期間と、ご家庭での常温保存です。
配送中に結晶が全部溶けてしまうことはないと思いますが、少し涼しくなってからご注文いただいた方がいいかもしれないな、などと思っております。

 

 

さて、他の2種類のはちみつはー

 

秋に収穫するビーチハニージュー生はちみつは、他の蜜が混ざることなく毎年ほぼ安定した味なので、前年のものが完売してから、新しい年のものを販売することに決めました。

 

冷夏により、マヌカ生はちみつは収穫量が少なかったので、2025年分は販売をお休みいたします。

 

毎年新シーズンのはちみつを楽しみにしてくださっているお客様をがっかりさせてしまっていたら、申し訳ありません。

ですが、現在販売中のはちみつもどれも個性があって、美味しくて、おすすめのものばかりです。

いつでもご来店をお待ちしております!

 

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